住宅ローンを返済中でも売却できる？売却時に確認すべきポイントBLOG

住宅ローンを返済しながら家を売却したいものの、可能なのかと疑問を持っている方もいらっしゃると思います。
住宅ローンを返済しながら家を売ることは、実際可能なことなのでしょうか。
この記事では、住宅ローン返済中の家の売却は可能なのか、そして売却でかかる費用について解説します。

□住宅ローンを返済中でも売却できる？

住宅ローンを返済中でも家を売却は可能、より正確に言うと、住宅ローン返済中でも売却活動は可能です。
しかし、買主への引渡し時にはローンが完済されており、抵当権が抹消されている状態でなければいけません。
引き渡せる状態にするためには、住宅ローン返済中、返済後は以下のことを行いましょう。

1:ローンの残債額を確認

金融機関から発行される返済予定表を確認することで、現在の残債額を把握できます。
返済予定表がない場合は、金融機関に問い合わせて確認しましょう。

2:抵当権抹消の手続き

抵当権とは、金融機関が住宅ローンを貸し出す際に、その家を担保として設定する権利です。
抵当権が設定されている状態では、家を売却しても金融機関にローンの返済義務が残ります。
そのため、売却前に抵当権を抹消する必要があります。

□売却するときに確認すべき費用

家の売却には、仲介手数料や印紙税など、さまざまな費用がかかります。
住宅ローンの返済に加え、売却をするにも費用がかかるので、費用を考慮した計画を立てる必要があります。

1:仲介手数料

仲介手数料は不動産会社に支払う成功報酬で、売却価格の3%＋6万円（税抜）が上限です。
売却金額が高額になればなるほど、仲介手数料も高額になります。

2:印紙税

印紙税は、売買契約書に課税される国税です。
売却価格が1,000万円超〜5,000万円以下で1万円です（軽減税率適用の場合）。

3:登録免許税

登録免許税は、抵当権抹消登記などの登記手続きをおこなう際に発生する国税です。
建物と土地それぞれ1つにつき1,000円課税されます。

□まとめ

住宅ローン返済中の家の売却は、ローン残債や抵当権抹消などの手続きが必要となります。
しかし、売却前にしっかりと準備をすれば、スムーズに売却を進めることができます。
まずは、ローンの残債額や売却にかかる費用を調べ、抵当権抹消の手続きについて理解しておきましょう。

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住宅ローン返済中の売却や費用についてお悩みの方は、ぜひ一度当社にご相談ください。