皆さんは、誰も住まない実家を放置するリスクについてご存知でしょうか。
新築物件が絶えず供給されている昨今では、日本全国で空き家が急増しています。
また、空き家は放置することで固定資産税が6倍になる可能性もあります。
そこで今回は、誰も住まない実家を放置するリスクと空き家の活用方法について解説します。
日本では不動産の需要や供給の問題や、人口構造の問題などが起因して空き家が増えてきています。
この空き家を放置することにはリスクがあります。
ここでは、そのリスクについて3つ解説します。
土地は更地よりも住宅が建っている方が固定資産税が安いという特徴があります。
更地の状態が最も固定資産税が高いため、住んでいなくても放置している方が多い理由となっています。
ただし、倒壊の危険性や景観を損なうなどの問題が生じた場合は、自治体は「特定空き家」に指定します。
その場合は、今までの固定資産税の6倍の金額を納める必要があります。
誰も住んでいない家では不法侵入や放火、盗難が発生する可能性があります。
このような問題は、近隣の家まで狙われるリスクも考える必要があります。
特に、放火に関しては近隣の家まで燃えうつる恐れもあるため、他者に深刻な被害をもたらしかねません。
自分だけの被害にならないためにも空き家を放置しないことが大切でしょう。
空き家を放置することで倒壊の危険性や害虫の繁殖が生じる恐れあります。
これは周辺住民に迷惑がかかる可能性が高いです。
ここでは、空き家の放置を防ぎうまく活用するための方法について3つ解説します。
まず1つ目は、売却することです。
売却益を得られることに加えて、その後の維持費がかからないです。
2つ目は、賃貸として利用することです。
他人に貸し出すことで収益が見込める場合は、賃貸を選択しても良いでしょう。
所有権を失わずに収益を得られるのは魅力的ですよね。
3つ目は、寄付することです。
自治体への寄付などにより、維持費の支払いから解放されます。
今回は、誰も住まない実家を放置するリスクと空き家の活用方法について解説しました。
誰も住まない実家を放置することで、金銭面で負担が増えるだけでなく近隣住民への被害が生じる恐れがあります。
解説した活用方法を把握して実践してみてください。
この記事を参考にしていただけたら幸いです。