「実家の固定資産税を払えないとどうなるのかな」
「固定資産税を払えなくなった場合の対処法を知りたい」
このようにお悩みの方も多くいらっしゃると思います。
そこで今回は、実家の固定資産税が払えないと起こり得る問題と、払えなくなった場合の対処法についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
固定資産税が払えないとどうなるのでしょうか。
固定資産税を滞納した場合、20日前後で督促状が届きます。
すぐに支払えば問題はありませんが、それ以上滞納が続いてしまうと問題に繋がります。
督促状が発送されてから10日過ぎた場合、差し押さえが可能になるからです。
口座の差し押さえが実行される可能性もあるでしょう。
何も差し押さえられるものがない場合は、不動産が競売にかけられる可能性もあるかもしれません。
さらに滞納してしまうと、延滞金が発生します。
従来の税金よりも多く払う必要があるでしょう。
では、固定資産税が払えない場合はどうしたら良いのでしょうか。
ここでは、固定資産税が払えない場合の対処法についてご紹介します。
1つ目は、滞納する前に自治体の窓口に電話で相談することです。
固定資産税を納付できない旨を相談し、担当者と面談で話し合えるでしょう。
2つ目は、分納を相談することです。
分納すれば納付できるかもしれない、という方は分納を相談してみましょう。
ただし、延滞金を抱えるリスクを増やしてしまうことに繋がるので注意が必要です。
本当に計画的に納付できるかを確認しましょう。
3つ目は、徴収猶予の相談をすることです。
災害や病気といった事情がある場合は、1年間の徴収猶予を受けられる可能性があります。
4つ目は、換価の猶予を受けることです。
すでに差し押さえの段階に入ってしまっているという方は、換価の猶予を受けられないか確認してみましょう。
生活維持が困難になる場合に加えて、納税する意思が感じられる場合にのみ猶予を受けられます。
5つ目は、不動産の売却を検討することです。
固定資産税は毎年納税する必要があります。
毎年支払うことが負担であれば、不動産の売却を検討してみることをおすすめします。
今回は、実家の固定資産税が払えないと起こり得る問題と、払えなくなった場合の対処法についてご紹介しました。
まずは、滞納してしまう前に自治体の窓口に相談してみることをおすすめします。
この記事が参考になれば幸いです。