「相続放棄した家を取り壊したい」
「どのくらい費用がかかるのかな」
このようにお考えの方も多くいらっしゃるでしょう。
今回は、相続放棄した家の取壊し費用について解説します。
まずは、相続放棄に必要な書類を用意しましょう。
必要な書類は、以下の通りです。
・被相続人の戸籍謄本
・相続人の戸籍謄本
・被相続人の住民票
・相続放棄申述書
これらはすべて役所で請求すると取得でき、集めて家庭裁判所に提出します。
提出後に「照会書」という書類が送られてくるので、返答として「回答書」という書類を作成し、裁判所に送付します。
これで手続きは終了し、相続放棄の受理を待つのみです。
書類に記載ミスなどがあると、相続放棄が受理されないことがある点に気をつけましょう。
弁護士や司法書士に依頼することで、確実に書類を受理してもらえるでしょう。
他の相続人と行政へ相続放棄をしたことの連絡を忘れないようにしましょう。
実家にかかる固定資産税などの税負担などは、相続人で分割して負担します。
自分が相続すると他の相続人の負担が大きくなるので、忘れずに連絡・報告を行いましょう。
家の解体費用は、建物の構造や広さによって異なります。
また、建物の素材によっても異なるので、確認しておきましょう。
一坪当たりの費用相場は、木造は3万円から5万円、鉄骨造は4万円から6万円、RC造は6万円から8万円が目安です。
また、広さだけでなく、2階建てなどの場合や建物地価がある場合など、高さによっても解体費用は異なります。
立地環境によっても、大きく解体費用が変化する可能性があります。
例えば、住宅が密集していて重機が入っていけない場合、工期が伸び、工事内容を変更せざるを得ません。
人力で家を解体する部分が大きくなるので、時間と労力がかかる分費用がかかってしまいます。
発生する廃材が御置ければ多いほど、解体費用がかさみます。
解体工事によって発生した廃材は、金属や木材、ガラスなどのように分別して処理する必要があります。
その分手間がかかるので、コストが上がってしまうのです。
今回は、相続放棄した家の取壊し費用について解説しました。
相続放棄した家を取り壊す際にどのくらい費用がかかるか理解していただけましたか。
家の取壊しなどを検討している方は、ぜひ弊社にお任せください。
皆様からのお問い合わせをお待ちしております。