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戸建て住宅の鉄骨解体費用について紹介します!

戸建て住宅の鉄骨解体費用はどのくらいかかるのでしょうか。
また、解体費用はどうすれば安く済むのでしょうか。
今回は、住宅で採用されている鉄骨造の種類や戸建て住宅の鉄骨解体費用を抑える方法について紹介します。

□鉄骨造の種類について

*鉄骨造の種類と解体費用の相場

1つ目は、軽量鉄骨造です。
軽量鉄骨造とは、厚さ6ミリメートル未満の鋼材で建てられた建物のことです。
主に3階建て以下の家や倉庫などに使われています。

組み立ては工場で作った部材を現場で完成させる方法で行われます。
そのため、工期を比較的短くできるでしょう。
解体費用相場は1坪あたり2万5千〜4万円程度です。

2つ目は、重量鉄骨造です。
厚さ6ミリメートル以上の鋼材で建てられた建物です。
厚さがあるため強度が高く、主に3階建て以上の家やマンションに使われます。

建物の重さは柱と梁で支えられますが、梁が太いため建物を構成する鉄骨の本数を少なくでき、空間を広く確保できるメリットがあります。
解体費用相場は1坪あたり3万〜4万5千円程度です。

*鉄筋コンクリート造との違い

鉄筋コンクリート造は、建物を構成する柱と梁がコンクリートと鉄筋でできている建物のことです。
頑丈な構造なので、主に10階程度の中規模マンションで採用されています。
鉄骨造と比べて耐震性や防音性が高く、建物全体の耐久力が高いのが特徴です。
解体費用相場は1坪あたり3万5千〜8万円程度です。

□解体費用を抑える方法とは

1つ目は、リサイクルすることです。
解体費用には不要物の処理費用も含まれることがほとんどです。
処分する家財が少なければ心配する必要はありませんが、逆に多いとその分費用が膨れ上がってしまいます。
費用を節約するには、要らないものを積極的にリサイクルに出したり、友人に譲ったりすると良いでしょう。

2つ目は、解体補助金・助成金制度を活用することです。
建物を解体する際には、各自治体で実施されている補助金制度をチェックしましょう。

制度の内容は自治体によって異なりますが、多い場合は解体費用の半分の額がもらえたり、少ない場合でも3分の1の額がもらえたりします。
全ての自治体が解体補助金・助成金制度を実施しているわけではありませんが、後悔しないためにも、ご自分の自治体で実施されているのかは必ずチェックしておきましょう。

□まとめ

今回は、鉄骨造の種類や解体費用相場や節約する方法を紹介しました。
鉄骨造には解体費用相場が高い順から軽量鉄骨造、重量鉄骨造、鉄筋コンクリート造という種類があります。
解体費用を抑えるためには、積極的にリサイクルに出したり、各自治体が行っている解体補助金・助成金制度を活用すると良いでしょう。