実家が空き家になったけど活用方法がいまいち分からないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、実家の空き家の活用方法についてと、実家を活用できない場合の処分方法について紹介します。

是非参考にしてみてください。

□実家の空き家の活用方法について

実家が空き家になった際の活用方法は、主に3つあります。

＊建て直しをする

空き家にも実情は様々なため、リフォームを行っても、新築より費用がかかってしまう場合があります。
その際は、リフォームを行うのではなく、建て直しを検討する方も多いです。

＊賃貸にする

賃貸はマンションやアパートなどが大半ですが居住面積や災害などの警戒心から集合住宅に拒否感を覚える方もいるため、戸建ての住宅の賃貸は需要があります。
戸建て住宅は、集合住宅と比べて、周囲に気を使わなくて済むだけでなく、面積も広いため快適に生活できます。

＊誰かが住む

住宅に人が住まないと、換気や排水が行われないため、湿気や臭気がこもることになります。
人が住まずに水道管の水が蒸発することで、悪臭が発生して虫が家に侵入したり、換気が行われないため、湿気ががこもり、至る所にカビが発生したりしてしまいます。
なるべく、ご自身や家族、親戚に住んでもらう方が良いでしょう。

□実家を活用できない場合の処分方法について

先程、ご紹介した活用方法でも実家を活用出来ない場合の処分方法は、主に2つあります。

1つ目は、自治体に寄付を行う方法です。
活用方法が見つからない場合は、今後空き家にかかってくるコストの心配をしなければいけません。
実家を手放したいという際には、自治体に寄付を行うという方法があります。

しかし、自治体の承諾が下りなければ寄付を行えず、寄付を受け付けてくれないことが多いのも現状です。
活用方法に困っている場合は、自治体に問い合わせてみても良いでしょう。

2つ目は、実家を所有する前に相続放棄を行う方法です。
活用方法が無く、相続を行うとコストが多くなる場合は相続放棄をするのも一つの方法です。
相続放棄の期限は限られているため、早めに判断する必要があります。

また、相続放棄を行った場合は他の相続人が所有するか、相続人がいない場合は国庫に帰属されます。
実家の状況を早めに把握しておくことが重要になります。

□まとめ

実家の空き家の活用方法として、建て直しを行う、賃貸にする、誰かが住むといった方法があります。
実家を活用できない場合の処分方法として、自治体に寄付を行う方法や実家を所有する前に相続放棄を行う方法などがあります。

相続放棄を行う場合は、期限が限られているため実家の状況を早めに把握しておくことが重要になります。