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空き家問題をスッキリ解決!空き家をどうするか相談して売却するかを決めよう!

相続した空き家をどうするか迷っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、空き家をどうするか困っている方に向けて、空き家に関する相談をする場所について解説します。
また、空き家の売却方法についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

□空き家の相談窓口はどこ?

空き家に関する問題は多くあり、問題によってさまざまな相談先があります。
ここでは、悩み別に相談先を紹介します。

*相続に関する悩みを解決したい場合

空き家の相続問題は、司法書士・行政書士に相談しましょう。
遺産分割や所有権登記などは、専門的な知識が必要となるケースがほとんどです。
そのため、相続に詳しい司法書士や行政書士に相談するのがおすすめです。

*処分したい場合は解体会社へ相談

空き家の解体を検討する際には、解体会社に相談しましょう。
解体費用は、状況に応じて100~300万円程度とさまざまですが、空き家再生等推進事業の補助金を活用することで、コストを抑えられます。
解体会社への相談を通じて、空き家の状態や解体にかかる費用、補助金の活用方法などを理解しましょう。

また、空き家を適切に管理しないと、近隣住民からのクレームや自治体からの指示が発生するリスクがあるため、これらの点も考慮に入れた上で適切な対応策を検討することが必要です。

□空き家売却の選択肢

1:空き家をそのまま売却する場合

空き家をそのまま売ることのメリットは、手間がかからないことです。
特に修繕や改装に時間や費用をかけたくない場合、この方法が適しています。

ただし、デメリットとしては、物件の老朽化や設備の機能低下により、市場価格よりも低い価格での売却となる可能性があることです。

2:リフォームしてから売却する方法

空き家をリフォームしてから売ることで、物件の魅力を高め、より高価格で売却できることが期待できます。
しかし、リフォームには費用がかかるだけでなく、工期も必要です。
これにより売却活動が遅れるリスクがあり、また、リフォームした内容が購入希望者の好みに合わない場合、価格交渉や売却に影響を与える可能性も考えられます。

3:更地にしてから売却する

更地であることは、新築住宅を建設する購入者にとって魅力的な選択肢です。
ただし、解体にかかる費用の負担が売主にあること、また更地にしたことで固定資産税が高くなる可能性があることなどがデメリットです。

□まとめ

空き家に関する問題である、相続、処分、売却、活用など異なる空き家の問題に対しては、適切な専門家に悩みを相談しましょう。
また空き家を売却したい場合には、不動産会社に相談し、空き家をそのまま売るのか、リフォームして売るのか、更地にして売るのかを決めましょう。