持ち家がゴミ屋敷だったら?相続するときの注意点を解説しますBLOG

持ち家がゴミ屋敷だったら?相続するときの注意点を解説します

近年、ゴミ屋敷が問題になり、テレビでも取り上げられるようになりました。
もしも、持ち家がゴミ屋敷だったら、どうすれば良いのでしょうか。
ここでは、ゴミ屋敷を相続する場合のメリットやデメリット、注意点について解説します。

□ゴミ屋敷を相続放棄するメリットとデメリット

ゴミ屋敷を相続すると手間がかかるので、相続放棄したほうが良いと考える人もいるでしょう。
しかし、相続放棄しても、管理責任が免れるとは限らないようです。
相続人がいなければ、相続放棄してもゴミの掃除をしなければなりません。
この場合は訳あり物件専門の買取業者に、家を買い取ってもらうのがおすすめです。

□ゴミ屋敷を相続する場合の注意点

ゴミ屋敷は、できれば相続したくありませんが、どうしても相続しなければならない場合は、どんな点に注意すれば良いのでしょうか。
ゴミ屋敷を相続放棄すると、故人のマイナスの遺産を相続せずに済み、相続税も納める必要がありません。
ゴミ屋敷は相続しても、ありがたいものではないので、その上相続税まで払うのは、納得がいかないでしょう。
そのため、ゴミ屋敷の場合は、相続放棄を選択するほうが良いかもしれません。

ただし、ゴミ屋敷を相続したくないために相続放棄すると、すべての財産を相続できなくなるので、よく考えてから放棄したほうが良いでしょう。
そのためには、ゴミ屋敷というマイナスの遺産と、それ以外のプラスの部分を比較して、プラスの遺産が多ければ、ゴミ屋敷を相続するほうが得することになります。
もし相続放棄したければ、ゴミ屋敷には一切手をつけないようにしましょう。

もし故人の遺産を勝手に処分すると、「相続に同意した」と見なされてしまいます。
ゴミ屋敷も遺産のうちですから、ゴミを片付けても遺産を処分したことになります。
この場合は、相続放棄が認められなくなることもあるので要注意です。
よかれと思ってゴミ屋敷を片付けたりすると、自分の思惑とは違った結果になることもあります。

以上がゴミ屋敷を相続するときの注意点でした。
ここにある注意点を念頭に置いて、相続する際には意識するようにしてください。

□まとめ

掃除や管理に手間がかかるので、相続放棄したい人もいるでしょう。
しかし、場合によっては相続放棄しても、ゴミ屋敷の管理を免れないケースもあります。
放棄すると、他の優良な遺産も相続できなくなるので注意しましょう。
少しでも片付けると、相続を認めたと判断される場合もあるので要注意です。

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